iZotope RX7 elementsに付いているDe-clickについて軽く解説
さてさて、今無料配布で話題のノイズ除去プラグイン、iZotope RX7 elementsですが、無料配布でゲットしてからなんと更にお値打ち価格でスタンダードやアドバンスドへの移行が可能だったり、上位バンドルに乗り換えが出来るというお得なフェアをやってます。
2020年8月6日まで(もしくは規定数配布終了まで)という事なので、手に入れられた方も多いかと思いますが、パット見て、どれが何に使うの?って感じだと思いますので、ざっと、簡単に一つ一つ今日から解説していこうと思います。
動画はこちら
その前にRX7elementsにどんなプラグインが入っているのかおさらいしますと
RX7 De-click
RX7 De-clip
RX7 De-hum
RX7 Voice De-noise
っと4つのプラグインが入っています。
今回はそのうち一番最初のDe-clickについて紹介したいと思います。
まず、De-clickは何が出来るか?というと、非常に短いノイズ、ブツ!とかック!!とかいわゆる破裂音みたいな電子的なぶつ切れた音みたいなノイズに特化して消してくれるプラグインです。
例えば、PC画面を録画している時に、PC側のなにかの処理でブツって音が入ってしまったとか、そういう場合があると思います。
その場合はDAW上で普通に音量を下げたりそこだけカットするという波形操作をしたりしますが、うまくやらないと不自然な編集痕が残ってしまいます。
なぜかというと、本来音が存在していた空間の音量なり音自体なりを強制的にカット或いは減衰させるので、いきなり空間がなくなると言うか、ぶつ切れまで行きませんが、それが例え一瞬だろうと人の耳って意外に良く聴いていて、すごく不自然さが出てしまう訳です。
ところが、このDe-clickを使うと、嫌な部分は消すけど、そうでないところは適度に残してくれるみたいな処理を自動が行ってくれるわけです。
また、波形編集だと一々破裂音がある箇所を探し出して編集が必要になりますが、De-clickは設定さえしておけば、かけ撮りでも録音した波形でも、自動的に処理して自然に消してくれます。
イメージは波形編集で下手くそにやると、昔の捏造された心霊写真みたく割りかし分かりやすく不自然になるけど、De-click使うと、今の最新技術で山口くんが消えたみたく、違和感無く消し去る事が出来る訳です。
個人的なイメージだとぼかしと消去のブレンドがいい感じなのかなと思います。
まあ、要は破裂系の短いノイズを割と自然に自動で取り除いてくれると思えばいいです。
さてさて、それでは実際のモノを見て、何がどういう感じなのか見ていきましょう!
まずは、短いノイズのある波形を用意してみて下さい。
っと言っても、多分、ナニソレ?って感じだと思いますので、動画で説明している概要欄に波形のリンクを貼っておきますので、ナニソレ?って方は、動画の概要欄から波形をご入手下さい。
まずは、波形をそのままどんな音なのか聞いてみて下さい。
次にDe-clickを波形と同じトラックかマスタートラックに挿入してもう一度聞いてみて下さい。
どうでしょう?
変わったのが分かったでしょうか?(変わったというか消えたのが)
この辺りは文章だけだと伝わりにくいので、動画の方も合わせてご覧になるか、この記事を読みつつ、一緒にDAW上でDe-clickを操作して確かめてみて下さい。
さてさて、De-clickを立ち上げるとデフォルトで以下の設定になっていると思います。
普通にデフォルトでも変化があったと思いますので、基本的にはそんなに操作しないで、短いノイズに対して挿し込めば、オートで割りかしバッサバッサとノイズを取り除いてくれると思っていればいいです。
ただ、こういうパラメータがあるとそれがそれぞれ何になるの?って知りたいのが人情というところだと思いますので、その辺を踏まえて軽く説明していこうと思います。
まず、パラメータのいじり方ですが、流れとしては
①algorithm(アルゴリズムと書いてあるます)の選択→必要に応じてFrequencyをいじる
→ノイズを取る基本となる戦略みたいなモノを選ぶことが出来ます
②Sensitivityで感度を調整する
→右に振れば感度が高くなり、ノイズ意外の部分にまで取り除く範囲が広がっていき、
左に振れば、よりノイズに対して厳しく取り除きにくくしてくれます。
③Click Wideningでノイズの長さに応じて調整します
→クリックノイズがどのくらいの長さかをここで教えてあげることで、
それ以上の長さに対しては除去がかからないようになってくれます。
逆に、複数のノイズだったり、不規則なノイズの場合はこの値を大きくしたりします。
とまあ、概ねこの3つのパラメータを調整することで、より意図したノイズ除去が行えるわけでが、大体の場合はとりあえずデフォルトでかけてみて、なんか、ちょっと違うかもって思ったら、algorithmを変えてみて、一番自分が望んだ結果に近い、それっぽいなって感じになったら、次の②と③を右にしたり左にしたりして、どうなるかな?ってやってくのがお手軽な使い方だと思います。
大体はまあ、デフォルトでいい感じにしてくれるのがiZotope製品のいいところではあると思うので、パラメータはマニアックに更に細かく念入りにやりたいんじゃい!って人向けだと初心者DTMerさんたちは割り切ってこのパラメータはあまり考えないってのも手だと思います。
まあ、algorithmだけ変えてみるかな的なそれぐらいでも大分使いこなしてる感があると思います。(やっている本人からする主観的に見てって事ね)
まあ、そもそもこんなノイズが乗る波形は扱ったことないよって人は、もし、今後こういうノイズの波形に出くわしたら、転ばぬ先の杖として持っていればいいやって位で頭のどこか片隅に記憶しておくと、後で、いいことがあるかも知れないって感じでしょうか。
動画では実際にこんなノイズが取れるよってのをやってますのでぜひ、そちらの方も御覧ください!
今日はそんな所です!!
ぎっくり腰をやった話
先週の金曜日にぎっくり腰をやってしまいました。
動画はこちら
ずっと10年以上昔に1回やったっきりで癖にはなってなかったのですがちょっと油断したのかも知れませんね。
体が冷えてて、筋肉が硬い時にどうも僕の場合は起こるようです。
鍼に行って見てもらったのですが、ふくらはぎから腿裏まで筋肉がすごく張っていたと言われ、どうやら、その前までダイエットの一貫で走っていた走り方に問題があったようでした。
それまでも夜中に走ることがあってので、別に急に始めたという訳でもないのですが、実は一つだけ変えてたことがあって、最近は走る前と後にストレッチをあまりやらないで、そのまま走って、そのままシャワーを浴びるだけにしていたんですね。
その方が運動に行っている時間が短くて済むので、まあ、これでいいかなと思っていたんですが、実はそれが問題だったようです。
っというのも、走る前にストレッチを入念にして、走った後もストレッチと柔軟をちゃんとやると意外と時間がかかって、走る時間が20分位だったとしても、前後のストレッチと準案で結局1時間~1時間半かかってたりしてたんですね。
それで、最近は時間の節約だと思って、ストレッチを省いてその代わり、走る負荷を自分の中では少なめにして、やってたつもりだったのですが、まあ、これがイケナカッタ。
後思ったのが、ずっと座り仕事なんですけど、やっぱ椅子って大事かもって思いました。
ゲーミングチェアみたいな、何ていうか、あのカッコいい長時間座ってても疲れない的な椅子あるじゃないですか。
アレちょっと購入を考えてみようかなって正直思いました。
なんせ、長時間自分がいる場所の器具ですし、自分の健康に跳ね返ってくる訳ですから、そう思うとベットと椅子ってお金をちゃんとかけてもいいからしっかりと整えるべきなのかも知れないなと改めて生活を見直すきっかけになりました。
運動の仕方も勿論、あると思いますが、経年劣化みたいな積み重なった体への日々のダメージの蓄積って部分も多くあると思うので、丁度、定額給付金が入ったら、それを椅子へ投資するのもありかなって考えてみました。
昔、実はベットをいいものにしようって思って、結構高い買い物を思い切ってした事があったのですが、その時考えると、確かに睡眠の質が断然違ってたんですよね。
後、些細なことですが、いいベットだと、どんな格好で寝ても、疲れにくかったんですよ。
例えば、僕はよく冬に寒いのでドテラみたいなのを家の中で着ている事が多かったのですが、そのドテラを着たまま普通のベットや布団で寝ると、ドテラの部分が腰を圧迫して、脱がないでつい寝てしまったら、必ず腰を痛くしてたんですね。
ですが、そのいいベットの時はドテラを着たまま寝ても全く痛くならなくて、多分、ベットがドテラの圧を吸収してくれてたんだと思いますが、とにかく、いいベットといのは確かに投資すべき対象なのかもってその時思ったんです。
また、友達から人生の1/3の時間を過ごす場所にお金を投資するのは非常にいい考えなんじゃね?って言われて、ある意味でそっか、睡眠って人間の24時間中ほぼ1/3占めてるんだって改めて思ったので、長時間いる環境を本気で整えるってのはすごく大事だなと思い返しました。
そんなこんなで、今日は改めて、椅子と布団を考え直そうと思った訳でした。
今日はそんな所です!
因みに動画では前回特集で説明したノイズ除去のiZotopeのVoice-De-noiseを使って喋ってみました。
今日はそんな所です!!
iZotope日本チームの想いが実を結んだ結晶を全ての人に届けたい!!
RX7 elementsが期間限定で無償提供されることが本日正午から始まりました。
期間は8月6日の正午まで。
なんとこのセール(ってかクリエイターへのご奉仕!)、iZotopeジャパンの方々が夏にクリエイター達を応援しようと独自に働きかけて本社を説得したというじゃないですか!!
こんな粋な計らいには、あの有名な名言じゃないですけど、施されたら施し返す、恩返しです!!って言いたくなりますよね。
なので、僕なりに恩返しが出来るとすれば、初心者ユーザーが実際に導入するまでに挫折してしまうんじゃないかって所を自分なりにピックアップしてみまして、初心者でも誰でも滞りなくRX7elementsが使えるように案内したいと思いました!
動画はこちら↓にアップし次第、貼り付けます!
iZotope日本チームの想いが実を結んだ結晶を全ての人に届けたい!!
ではではまず、RX7elementsを入手する手順について簡単に説明します。
①以下の対象ページのどこかか1つでいいので、自分の受け取りたいメールアドレスを記入して送信する
Sonicwireさん
https://sonicwire.com/news/special/rx7cmp
Rock-onさん
https://www.miroc.co.jp/rock-on/izotope_rx-magic-summer-vacation/
MediaIntegrationさん
https://store.minet.jp/sc/promo_2020summer_rx7e_free.html
②記入したメールアドレスにシリアルナンバーが送られてくるのを確認する
(しばらく来ない場合もあるかもです)
③以下サイトからiZotope Product Potalをインストールする
https://support.izotope.com/hc/en-us/articles/360025586834-Welcome-to-iZotope-Product-Portal
④インストールするとProduct Potalが起動されるので、右上ボタンをクリックして②で確認したシリアルナンバーを入力し、アクティベーション先をPCかiLokを選ぶ(iLokなんぞや?って人はPCを選べばいいです)
⑤そのままProduct PotalでRX7がインストール出来るのでする(ダウンロードの若干時間がかかるかもなので、暫く放っておくといいかもです)
⑥DAWでvstを読み込ませればレッツRX7elements!!
さて、画像がないと何のことやらとなってしまいそうなので、①から画像を貼ってきます。
まずは、SonicwireさんかRock-onさんかMediaIntegrationさんのサイトに行きます。
Sonicwireさん(ユーザー登録が必要)
Rock-onさん
MediaIntegrationさん
それぞれのページから
とメールアドレスを記入するページに行って、メールアドレスを記載して送信するとメールにシリアルナンバーがやってきます。
次に
https://support.izotope.com/hc/en-us/articles/360025586834-Welcome-to-iZotope-Product-Portal
に行くと、iZotope Product Potal(iZotope製品のアクティベーションやインストールなどの全般的な管理をするソフト)のダウンロードサイトに行けますので、ここからiZotope Product Potalをダウンロードしてインストールします。
次にiZotopeのアカウントが必要になってくるので、アカウントを作ります。
(既にiZotopeのアカウントを持っている人は飛ばして下さい。)
https://www.izotope.com/en/account/login
確か日本の方ではなく、海外の方のサイトでアカウントを作るんだったと思いますが、間違ってたらごめんなさい、運営様教えて下さい!
アカウントを作ったら、iZotope Product Potalを起動してさっき作ったアカウントで入ります。
こんな画面が出てくるので、右上の「+」ボタンをクリックします。
(ちなみに動画で僕はどこを押していいのか分からなくて暫く迷ってました。。。。)
以下にメールで受け取ったシリアルナンバーを入れます。
SNからコピーして、そのままSのところから貼り付けてもいけます。
クリックするとPCかiLokかアクティベーション先を聞かれますので、特に何もなければPCを選べばいいと思います。
すると、RX7がインストール出来るようになるので、クリックするとダウンロードが始まって、インストールまでしてくれます。
あとはDAWでvstを読み込ませて、呼び出せばRX7が使えます!
こんな感じでRX7の機能を呼び出せるようになります。
RX7 De-click
RX7 De-clip
RX7 De-hum
RX7 Voice De-noise
っと駆け足で説明してみましたが、如何でしたでしょうか?
主に僕が躓いた点はメールアドレスを送ってからRX7をどこからダウンロードするのか分からなくて、ちょっと迷ったのと、iZotope Product Potalでアクティベーションするのがどのボタンかちょっと迷ってしまいました。
なので、そのあたりなど迷わずに行けたらなと思い解説するに至りました。
また、動画でも解説しているのでそちらの方もちょっと長いですが、チェックしてみて下さい!
今日はそんな感じでした!!
最後までご一読いただき、ありがとうございます!
Corei7-990Xオーバークロック冒険譚 Part2
さてさてマザーボードとCPUの交換は無事終わり、交換前と同じ様に使える状況にはなりました。
ようやくオーバークロックに入って行こうと思います。
まずはVcore(CPUの電圧)をそんなに上げないで行こうと思ってオート時のデフォルトの電圧を見ると、驚きの1.1V台。
おお、Corei7-990Xはかなり低電圧で動けるみたいですね、確かに起動してみたCPU温度も30度前後で低いと29度とか27度とか20度後半台でしたもんね。
ちなみに空冷です。
それともケースとマザーの全体的なホコリ掃除をしたからでしょうかとか思っちゃいますが、色々と調べてみるとどうやら990X自体低電圧っぽいですね。
元々低電圧で低温で動作出来るとなるとかなりのオーバークロック耐性がありそうだなと思いつつまずはVcore1.2Vでどこまで行けるかを詰めてみました。
クロック数と倍率と両方上げるパラメータがあり、それに合わせてVcoreとQPI(マザー側電圧)とVram(メモリ電圧)の値を決めていく感じですね。
注意点はオーバークロックしている時に電圧をオートにすると一気に電圧が上がりきってしまって、マザーやCPUがお釈迦になってしまう可能性が高いので、特にVcoreとQPIはオートにはしないで上限を決め打ちにした方がいいです。
まずは、
Vcore 1.2
QPI 1.23
Vram 1.5
メモリ電圧1.5V(定格)にして、QPIもそんなに上げないでどこまでクロック数と倍率を上げられるかやってみました。
結果は、
倍率 25
クロック数 160
動作周波数 4000MHz(4GHz)
で起動してある程度普通に動かすことが出来ました。
ところが、2時間くらい動かしてると時々落ちたりするので、ブルースクリーンの原因やドライバ関係やソフトを入れ直したり色々とやってみたんですけど、結局は電圧が足りないのかなという結論に至り、以下に変えました。
Vcore 1.21
QPI 1.29
Vram 1.6
と、ここまで上げたら、かなり安定してくれて、動画の書き出しで2時間位回しても全然落ちなくなりました。
そこで欲を出して、この電圧でクロック数または倍率を上げてみようといくつか試してみたのですが、この電圧だと、これ以上のクロックアップは起動しませんでした。
なので、これ以上のクロックアップを図る場合は再度電圧を調整してもうちょっと上げてやる必要があるようです。
さて、動画が安定したところで、VSTiがどこまで立ち上がるかやってみました。
試したのはSampleTank4の12GBのピアノとBIASFX2。
それぞれCorei7-920の時は
サンプリングレート256
SampleTank4の12GBのピアノが1台起動可能
サンプリングレート64
BIASFX2が2つまで起動可能
が限界でしたが、990Xでクロックアップしたら
サンプリングレート256
SampleTank4の12GBのピアノが2台起動可能
サンプリングレート64
BIASFX2が7台まで起動可能(クロックアップ前の定格では3台まで)
となりました。
なので、CPUを交換してかなりのベースアップが図れたと思います。
そう考えるとSampleTank4のピアノはかなりCPUパワーを喰うんだなと思い、だからこそ軽めでも動作出来るようにSampleが半分のピアノが用意されていたのだなと納得しました。
とりあえずは10年前のPCをちょい延命って形で強化させた感じでしたが、今度は出来たら最新CPUで新しいPC組みたいですね。
まあ、今や超強力なハイパワーデスクトップPCでの作曲とかって段々と古くなって、ノートPCとかiPadやスマホでDTMしていく方がトレンドではありますから、かなり逆境してはいるんですけど、何というか、男のロマン的な、メタルマックス2で言うところの、サウルス砲みたいなもんですかね。
とは言え、今回の交換とオーバークロックはある程度いい感じに出来たので、しばらくはこの環境で使い対していきたいと思います。
動画はこちら
確認に使ったVST
Corei7-990Xオーバークロック冒険譚
さてさて、今更ながら10年前の最高峰であった、990Xを自分のパソコンに導入してみました。
交換していった動画はこちら
そして、そのオーバークロックの記録と、そこで起こったエラーに関する出来事や対処法などについて記録していこうと思います。
誰かのなにかの役に立てられればと思いつつ自分のメモ及び記録用に記載します。
その前にまず今の段階でなぜ990Xを導入に至ったのかについて説明します。
元々920をオーバークロックして使っていたのですが、マザーボードの掃除をしている時、クイックルワイパーの繊維がマザーのCPUピンを触ってしまい、1本だけ曲げてしまったのです。
これはマザー交換かと思いきや、気合で爪楊枝を使って、折れないように元の位置近くに戻して、これまた賭けでしたが、CPUをそっと添えて、起動させたところ、まあうまく行ってくれて、どうにか使い続けることが出来ていました。
そんな中、最近使っているソフトがCPU依存する部分がどうも出てきて、外部機器でどうにか逃げられないか試したのですが、限界があり、そこでCPU交換をしようという経緯に至りました。
どうせなら新しいCPUでと思ったのですが、10年前のパソコンですからメモリがDDR3だったんですね。
それで、何気に少しづつ買い足ししてメモリを48GBまで積んでたもんで、これを丸々手放すのが惜しかった訳です。
あ、そうそう、Corei7-920をP6T(マザーボード)で組んでましたが、当時の記録上メモリ最大値が24GBとなっておりましたが、普通に48GB積んで認識されていました。
メモリの1モジュール辺りの容量がギリギリ大丈夫だったっぽいですね。
8GB×6個で48GBだったんですけど、これがもしかしたら、16GB×6の96GBだと駄目かも知れませんね。
(もし、どなたかやられててOKだったよって方いたらコメントで教えて下さい。)
さてさて、そんなこんなでメモリが惜しかった僕は新しいCPUとついでにピンを折ったせいでマザーボードを変える事になるのですが、DDR3が使えるのがギリギリで第4世代なんですね。
でも。実は第2世代~第4世代まではどうもトリプルチャンネルでの動作はしてなくて、ダブルかクアッドなんですよね。
そうすると、6個あるメモリが全部使えなくて、マザーボード調べてみても、6個以上刺せるものが見当たらず、トリプルチャンネルはLGA1336だけっぽかったんです。
なので、ならばと第2世代以降を諦め、どうせなら第1世代当時最強だった990Xに手を出してみようかと中古を調べてみたら、意外と安く出回っていたんです。
また、マザーボードもヤフオクだったか、かなり良心的な値段で出ていたので、これはチャンスと思い、990Xとランページをすぐさまポチり、今に至るという感じです。
さてさて、それまで920を3.8GHzまでOC(オーバークロック)して使っていましたが、990Xの定格である3.4GHzで使ってみた所、普通に920のOC時よりもソフトの動作が2倍くらい余裕がありました。
ランページをマザーボードに選んだ理由の一つでSATAの転送規格がP6Tだと3GBまでだったんですけど、ランページには6GB転送出来るポートが2つあるって書いてあったんですよ。
それで、最初は6GBの方にシステムSSDを繋げて起動させようとしてみたところ、どうやら6GBのポートはオンボードの通常のRAIDとは勝手が違うみたいして、6GBのポートでストライピング(RAID0)をするには一旦初期化しないといけないようだったんです。
多分、ランページの6GBのポートってeSATAかな?か、PCI-eの規格を通して実現させてたっぽくて、恐らくはマザーボード独自の規格でストライピングをする仕組みなのだと思います。
今では普通に6GB転送のディスクとかは普通ですけど、当時はまだSATAの3GBですら早いって言われてましたから、時の流れは早いもんです。
さて、そんなんで6GBを使うのは諦め、普通に3GBのポートでSSDを指した所、ちゃんと起動ディスクを読み込んで通常起動させることが出来ました。
因みに、マザーとCPU変えると、MACアドレスやCPUに紐付いているいくつかのアクティベーションが変わってしまうので、再度アクティベーションし直さないといけない場合があります。
具体的には、まずOSのライセンスが違うと怒られ、状況をCPUを変えたと選択したとこと、再度ライセンス認証してくれました。
後は、WAVESというDTMで使うソフトのライセンスがMACアドレスに紐付いているらしく、マザーを変えなくても、ネットワーク情報が変わると、どうやらライセンスがディスコネクトになって、使えなくなってしまいます。
これには、WAVES側に言うと年に1回だけ最新のバージョンのものは書き換えが出来るのですが、古いバージョンで使っている場合は、これが出来ません。
対応方法としては、WAVESライセンス認証ソフト上に、ディスコネクトした端末情報を見るとMACアドレスがそこに記載されます。
後は、それをコピペして、OS上でウインドウズでMACアドレスを変えて、再起動すれば、WAVESのソフトはそのまま使えるようになります。
WAVES以外にもiLokという仕組みでライセンス認証しているソフトウェアも同じ理由でライセンスが途切れ、同じ手順にて解消することが出来ます。
さてさて、長くなりましたが、通常の状態として定格で諸々の環境を整えて使えるようになりました。
お次はオーバークロックについて書いていきたいと思います。
続く
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