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Corei7-990Xオーバークロック冒険譚

さてさて、今更ながら10年前の最高峰であった、990Xを自分のパソコンに導入してみました。

 

交換していった動画はこちら

youtu.be

 

そして、そのオーバークロックの記録と、そこで起こったエラーに関する出来事や対処法などについて記録していこうと思います。

 

誰かのなにかの役に立てられればと思いつつ自分のメモ及び記録用に記載します。

 

その前にまず今の段階でなぜ990Xを導入に至ったのかについて説明します。

 

元々920をオーバークロックして使っていたのですが、マザーボードの掃除をしている時、クイックルワイパーの繊維がマザーのCPUピンを触ってしまい、1本だけ曲げてしまったのです。

 

これはマザー交換かと思いきや、気合で爪楊枝を使って、折れないように元の位置近くに戻して、これまた賭けでしたが、CPUをそっと添えて、起動させたところ、まあうまく行ってくれて、どうにか使い続けることが出来ていました。

 

そんな中、最近使っているソフトがCPU依存する部分がどうも出てきて、外部機器でどうにか逃げられないか試したのですが、限界があり、そこでCPU交換をしようという経緯に至りました。

 

どうせなら新しいCPUでと思ったのですが、10年前のパソコンですからメモリがDDR3だったんですね。

 

それで、何気に少しづつ買い足ししてメモリを48GBまで積んでたもんで、これを丸々手放すのが惜しかった訳です。

 

あ、そうそう、Corei7-920をP6T(マザーボード)で組んでましたが、当時の記録上メモリ最大値が24GBとなっておりましたが、普通に48GB積んで認識されていました。

 

メモリの1モジュール辺りの容量がギリギリ大丈夫だったっぽいですね。

 

8GB×6個で48GBだったんですけど、これがもしかしたら、16GB×6の96GBだと駄目かも知れませんね。

 

(もし、どなたかやられててOKだったよって方いたらコメントで教えて下さい。)

 

さてさて、そんなこんなでメモリが惜しかった僕は新しいCPUとついでにピンを折ったせいでマザーボードを変える事になるのですが、DDR3が使えるのがギリギリで第4世代なんですね。

 

でも。実は第2世代~第4世代まではどうもトリプルチャンネルでの動作はしてなくて、ダブルかクアッドなんですよね。

 

そうすると、6個あるメモリが全部使えなくて、マザーボード調べてみても、6個以上刺せるものが見当たらず、トリプルチャンネルはLGA1336だけっぽかったんです。

 

なので、ならばと第2世代以降を諦め、どうせなら第1世代当時最強だった990Xに手を出してみようかと中古を調べてみたら、意外と安く出回っていたんです。

 

また、マザーボードヤフオクだったか、かなり良心的な値段で出ていたので、これはチャンスと思い、990Xとランページをすぐさまポチり、今に至るという感じです。

 

さてさて、それまで920を3.8GHzまでOC(オーバークロック)して使っていましたが、990Xの定格である3.4GHzで使ってみた所、普通に920のOC時よりもソフトの動作が2倍くらい余裕がありました。

 

ランページをマザーボードに選んだ理由の一つでSATAの転送規格がP6Tだと3GBまでだったんですけど、ランページには6GB転送出来るポートが2つあるって書いてあったんですよ。

 

それで、最初は6GBの方にシステムSSDを繋げて起動させようとしてみたところ、どうやら6GBのポートはオンボードの通常のRAIDとは勝手が違うみたいして、6GBのポートでストライピング(RAID0)をするには一旦初期化しないといけないようだったんです。

 

多分、ランページの6GBのポートってeSATAかな?か、PCI-eの規格を通して実現させてたっぽくて、恐らくはマザーボード独自の規格でストライピングをする仕組みなのだと思います。

 

今では普通に6GB転送のディスクとかは普通ですけど、当時はまだSATAの3GBですら早いって言われてましたから、時の流れは早いもんです。

 

さて、そんなんで6GBを使うのは諦め、普通に3GBのポートでSSDを指した所、ちゃんと起動ディスクを読み込んで通常起動させることが出来ました。

 

因みに、マザーとCPU変えると、MACアドレスやCPUに紐付いているいくつかのアクティベーションが変わってしまうので、再度アクティベーションし直さないといけない場合があります。

 

具体的には、まずOSのライセンスが違うと怒られ、状況をCPUを変えたと選択したとこと、再度ライセンス認証してくれました。

 

後は、WAVESというDTMで使うソフトのライセンスがMACアドレスに紐付いているらしく、マザーを変えなくても、ネットワーク情報が変わると、どうやらライセンスがディスコネクトになって、使えなくなってしまいます。

 

これには、WAVES側に言うと年に1回だけ最新のバージョンのものは書き換えが出来るのですが、古いバージョンで使っている場合は、これが出来ません。

 

対応方法としては、WAVESライセンス認証ソフト上に、ディスコネクトした端末情報を見るとMACアドレスがそこに記載されます。

 

後は、それをコピペして、OS上でウインドウズでMACアドレスを変えて、再起動すれば、WAVESのソフトはそのまま使えるようになります。

 

WAVES以外にもiLokという仕組みでライセンス認証しているソフトウェアも同じ理由でライセンスが途切れ、同じ手順にて解消することが出来ます。

 

さてさて、長くなりましたが、通常の状態として定格で諸々の環境を整えて使えるようになりました。

 

お次はオーバークロックについて書いていきたいと思います。

 

続く