コンテンツ的にシリーズ物は不親切?!
最近、ずっと毎日更新していたYou Tubeの動画を一旦やめて、冷静になって色々と見渡してみたんですが、週替りで毎週何曜日にギターなりDTMなりの初心者講座を上げてたんですよ。
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それで、まずは初心者講座のシリーズを諸々と作りきってみようってやってたんですけど、イマイチ中途半端な感じになってしまったんですね。
それで、そもそも、You Tubeでシリーズものってどうなんだろう?って立ち返って見てみた時に、ふと面白い事に気がついたんです。
それは、中田敦彦のYou Tube大学の動画の再生数を見ていて気がついたのですが、You Tube大学って結構内容が濃くて、それでいて時間も割と動画コンテンツとしては長いじゃないですか。
だからか殆どの講義が①~③または①~②に分割してアップされてるんですけど、その再生数に着目すると、なんと②の再生数は①の再生数の半分だったんですね。
そう、つまり、最初に動画を見て、続きをまた見てくれる人の率が50%前後だったんです。
これってようは、シリーズ化すればするほどにどんどん視聴者さん離れていく訳ですよ。
んでもって、単純に考えて、自分の視聴者さんだったらいいんですけど、自分以外の視聴者さんに対してはシリーズ物の動画の①でない②とか③とか途中の動画が検索にひっかかったら、①はどれだろう?って能動的に動いて検索して見てくれる人って少ないですよね。
人はぱっとみて、ぱっと触って、面白かったら見るし、面白くなかったら飛ばす。
この流れが大半な中で、そりゃ②が出てきた時にわざわざ①はどれだ?って検索して立ち戻って探して見てくれる人って居ない訳ですね。
そう考えると、毎日更新で動画を上げる作戦で週替りのシリーズモノを上げるという戦略が新規ユーザの獲得には至らないという事実がようやく浮かび上がってきました。
事もあろうに僕はこの週替りシリーズを水(音楽理論)、木(ベース)、金(ギター)、土(DTM)と週の半分以上をシリーズ物の途中番号で上げ続けていたわけで、なるほどこれは新しい人見ないわなと気がついたんです。
なので、今後僕が出来る対応策としては、
①過去のシリーズ動画のタイトルから番号を取り除く
②シリーズ動画ではなく、単発で為になる動画を意識して作る
という戦略を取ろうと思います。
よくよく考えてみれば、確かに、動画を分けてアップされているのって、視聴者の目線からするとすごくまどろっこしいというか、煩わしいというか、まあ、動画を分割して上げるのはある意味で動画作成者側の都合である部分も否めないなと思ったんですね。
っと同時に、動画をどうしても分割してアップした方がいい動画というのもあると思います。
なので、なんでも思考停止に動画を分割して作ってアップするのではなく、ある程度情報を詰め込んで行ける分だけ詰め込んでしまって、後は、どこまで見るかはユーザーにたくしてしまうってのも、一つの手なんだなって思いました。
今日はそんなふと気がついたYou Tubeの戦略について書いてみました。
いざ実践してみて、またその結果を皆さんにもご報告していきたいと思いますので、またそうですね、1ヶ月後位にこの戦略を変えた結果どうなったか、反響は変わったのか?或いは変わらなかったのか?というのを見て、報告していきたいと思います!