懐かしき機材紹介 その1 UA-5 EDIROL(現ローランド)からの今買えるオーディオインターフェースオススメ最新情報
20年くらい前に初めて買ったオーディオインターフェースがこれでした!
当時の値段としては確か1.5万円くらいだった気がします。
USBの規格も1.1なので今と比べてしまえば転送速度に限界がありますけど、何気に古い(10年くらい前の)MacBookにガレバン(Garagebande)使ったりするのに使ったりすると全然今でもレイテンシーとか気にせず使えちゃったりします。
今は普通に1万円~2万円の範囲内でUSB2.0規格のオーディオインターフェースが売られていますから、これからDTMを始めたい人で、いまいちもうちょっとパワーアップしたいなって方は、手っ取り早くは音源を買っても良いのですが、オーディオインターフェースを買うってのも結構一つ手なんじゃないかなって思ったりもします。
ってか、オーディオインターフェースってそもそも何よ?って話なんですけど、さっき画像で紹介したような、まあ言ってしまえば箱ですね。
中にはもっと違う形のものやデスクトップに内蔵する形のもありますけど、多いのはハーフラックサイズと言われるお弁当箱型ですかね。
何をしているかというと、大きく分けて見えない部分にと見える部分にそれぞれ役目がありまして、見えない部分としては、グラフィック処理におけるGPUのように、オーディオ処理をCPU以外で処理し、CPU側の負担を無くして音楽を再生したり録音したりしてくれる装置なんです。
見える部分としては、箱にヘッドホンやスピーカーを指して音を再生したり、箱にマイクやギターを指して歌や楽器を録音したりする機能があります。
他にもMIDIインターフェース付きとか、192/24ビットの高音質とか、iPhone接続可能とか、色々と機能があったり無かったりします。
この辺りは、細かくは動画で絵を交えて紹介していこうとも思いますが、オーディオインターフェースがあるとまず簡単にわかる違いとしては、スピーカーを繋げた時やヘッドホンを繋げた時の音の雰囲気が何となくPCから直接音を聴くよりもいい感じになってくれていると思います。
また、オーディオインターフェースを導入する最大の理由の一つとして、録音が出来るようになることです。
これは歌を歌ったり、ギターを録音する人としてはかなり重宝します。
っというより、オーディオインターフェース無しでは録音出来なくはないのですが、PC付随のサウンド・システムだけで録音再生を同時に行うと、正直レイテンシー(音が遅れてしまう事象)が結構出てしまって、中々録音がうまい具合に進みにくいというのがあります。
なので、もし、ギターや歌の録音がメインでDTMとして使う人の場合は、なるべく高めのオーディオインターフェースを買った方がいいです。
逆に、録音メインでない人は、そこそこ安めのエントリーモデルでも十分威力を発揮してくれるので、用途に合わせて、どの価格帯を狙ったらいいかを考えることが出来ます。
ではでは、価格帯別に以下個人的なおすすめといか、勝手な偏見でオススメ商品を紹介していこうと思います。
まずは1万円以下部門
いきなりのお値段なんと780円!!
こちらの商品、実はパソコンで使うというよりもスマホにパソコンの音を録音したり再生させたりするための道具なんです。
以下の動画で一緒に買って使うといい機材も紹介していますので、まずはこちらをご参考にされてみて下さい!
DTM初心者だけなじゃい!Twitch、Spoon、Tik Tok、インスタライブなどの生配信の音声をより良くする為のアイテム紹介!
使い方としては、パソコンで音を流しながら、スマホでビデオを撮ったり、生配信したりする時に使える機材です。
DTMerというよりは配信者向けの機材ですね。
いきなりの飛び道具からの紹介でしたが、お次はこちら正統派を行きます。
最安値オーディオインターフェースのベリンガーです。
ベリンガーは正直レビューなどを見ると当たり外れが多いことでも有名ですが、コスパで考えたら間違いなく最安値で最低条件を満たしてくれるので、ハズレを引いても文句はないかなって考えられる方でしたら、賭け要素も一つの楽しみと捉えられるのであれば、選択肢としてありだと思います。
正直、DTMを始めたばかりで、そんなに1万円も2万円も分けのわからない機材にお金を出したくないよって人には最安値ベリンガーが最適かも知れません。
ですが、先に言ったとおり、当たり外れもあるのがベリンガー。
ここで運良く当たりを引ける引きの持ち主であるのであれば、当たって砕けろ!大吉奪取したる!!って想いでアマゾンからポチって見て下さい!
ですが、一旦アマゾンレビューや仕様なども確認して、ご自身の環境で使えるかどうかの最低限の確認はしておいて下さい。
まあ、大体は最近の必要最低限の要項ってそんなに厳しくないから、特殊でない普通に使っているパソコンだったら大方大丈夫だとは思います。
さてさて、ネタ的な紹介を2回したところで、ここからがまあ、安心して買えるかなって製品紹介に行きたいと思います。
まずは安定のタスカムからこの製品
一つ面白いレビューがあって、この製品の良さの一つで、ヘッドホンを指したままでもスピーカーアウトが途切れないから良いですってありました。
そういえば、他のオーディオインターフェースってどうでしたっけ?
ちなみに、最近買った、SSL2+はそういえば、このレビューと同じくヘッドホンとアウトが同時に切れないで使えてますね。
そういえば、スピーカーとかアンプだとヘッドホンを繋げると、アウトが切れますよね。
なので、その感覚だと、この仕様はすごく便利だなって思うところなのかもですね!
TASCAMは他にも配信者向けにはこういう商品が、
ハイグレードモデルとしてはこういう商品があります。
TASCAMはカセットMTRの時代から色んな音声機器に関するものを作っていた歴史があるので、非常に信頼性は高いと思います。
また、Amazonでは既に新品は無くなってますが、TASCAMで検索すると色々出てくるので、TASCAMが気になる方は色々探してみると自分にぴったりな製品が見つかるかも知れませんね!
さて、TASCAMのお次に紹介するのはこちら。
今度は1万円オーバー2万円以下部門です。
ご紹介するのはPreSonusのこちら
Studio Oneで有名なPreSonusからソフトとハードのセット版です!
こちらはStudio OneというDAW(音楽を作るソフト)がセットになっているので、DTMをこれから始めようと検討している方にもオススメな一品ですね。
Studio Oneは非常に高音だという事で、田辺恵二さんのお墨付きのDAWで、元Cubase(DAWでとても有名な老舗大手さんのソフト)の開発者が作ったとの事でも有名です。
日本では特にCubaseユーザーが非常に多かったのですが、初音ミクなどのボーカロイドに廉価版が付いていたり、田辺恵二さんらのプッシュなどもあってか、CubaseからStudio Oneへ乗り換えるユーザーが非常に多いという印象が強いです。
Studio Oneは無料版もありますが、無料版だと他社製のプラグイン(VSTなど)が使えない等のいくつかの制限があります。
こちらのハードとソフトとセットになっている方はプラグインも使えるようになっているので、このセットを買えばとりあえずはDTMをやるのに困らないで行けるようにはなっています。
他には入出力数が違う
新しいモデルの(こちらは2020年7月31日発売予定ですね)
などがあります。
Amazon見ているとヘッドホンとマイクがセットになったモノも見受けられますが、個人的にはヘッドホンやマイクは別でそれぞれ買った方がいいかなって勝手に思ったりもします。
さて、Presonusの次に僕がオススメするのはこちら、フォーカスライトです。
Presonusの青に対してこちらは赤で対照的ですが、フォーカスライトは内部基盤の部品などこだわって作ってらっしゃるとても堅実で信頼性の高い会社です。
赤い色に惑わされて飛び道具的な感じで思われがちなのですが、その実、すごい技術者さんのこだわりのこもった製品で、この製品は第3世代にあたるので、かなり洗練されたイメージです。
先のヘッドホンマイクセットがあるように、サクラ楽器でセット販売が組まれていますが、ボク個人としては先のと同じようにヘッドホンやマイクは別に個別に用意した方がいいと勝手に思っています。
それと、オーディオインターフェースを会社名で検索すると似たような製品だけど値段が違いみたいなのが多いと思います。
これは、違いとして1.5万円と2.5万円では1万円分の性能差があるということではなく、多くの場合は入力数と出力数の総数が多くなるに従って高くなる為、部品代による値上がりである事が多いです。
よく見てみると、2×2とか4×4とか入力数×出力数(メーカーによっては逆の場合も)の形で見ると入力がいくつで出力がいくつあるのかというのが商品名から分かります。
ですが、多くのDTMユーザー、とりわけ宅録ユーザーにとって、2×2以上の入出力が必要になるケースというのは少なく、初心者やこれから始める方の場合は特別な曲作りをしない限りは2×2で十分である場合が多いと思います。
なので、ここで紹介する殆どは2入力、2出力以下のモデルがほとんどとなっています。
さて、残り2万円以下でのモデルを立て続けに紹介するとまずは先のPreSonusと同じソフトとのセット販売のSteinbergからこちら
CubaseAI(無料版より少し色々と出来る版)とCubaseLE2(アプリ版)が付いているので、これまたPreSonusと同じようにこれから始めたい人、まだDAWを買ってない人向けの商品です。
そして、老舗Steinbergと同じドイツのESIからは新製品はこちら
高品位なマイクプリアンプが自慢の新製品となっています。
色もオレンジでかなりオリジナリティあふれるモデルですね!!
そして、安定のローランドからはこちら
まあ、いわゆるスタンダードなモデルですね。
ローランドはかなり前からオーディオインターフェースを作っているので、そういう意味ではかなり安心して使える製品とも言えます。
さあ、1万円~2万円以下で買えるモデルはこんな感じでした。
明日は、そこから更にレベルアップして今オーディオインターフェースを持っているけど、よりそこからレベルアップしたいという人向けに3万円前後から5万円前後以上、10万円クラスなどを紹介していこうと思います!
お楽しみに!!